流氷を見るだけ 網走日帰り旅行

 

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2019 3/24

まだ寒い北海道の3月......
本日は一日休みです。時刻は8:20

何をしようかとふとスマホを手に取りネットを漁ると

オホーツク海に今シーズン一番の流氷到来」の文字

 

思えば2週間前、流氷を見ようと網走に向かうも運悪く流氷は見られず.....

 

これはリベンジの時だっ

 

とはいえ明日は予定がある。今から網走に向かうには札幌-旭川-網走の特急での移動となるが間違いなく流氷砕氷船の時間には間に合わない。

 

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特急オホーツクに充当されているキハ183系

 

しかし私はここで気が付いた。

網走のお隣、女満別には空港がある。

時刻表を調べると

ANA

13:35新千歳空港
14:20女満別空港

連絡バスを乗り継いで

14:25女満別空港
15:03流氷船乗り場

と移動すれば最終の15:30の流氷砕氷船に乗れることが判明、さらに

16:30もしくは17:50に流氷砕氷船乗り場の近くにある網走バスターミナルから出る女満別空港行きのバスに乗れば

20:10女満別空港
21:00新千歳空港

の飛行機に間に合うこともわかりました。

 

つまりは流氷のためだけの日帰り旅行

ゆっくりと用意をして11:30頃に新千歳空港に到着。

 

ANAカウンターで航空券を購入し、保安検査を通る前に三回のフードコートでカツカレーを頂きます。

 

新千歳空港は何度も使っていますが、ご飯は基本的にとんかつ井泉 新千歳空港店さんを利用しています。

 

三階のフードコート内にあり、一人でも気軽に利用できるというのもありますが、カツ丼、カツカレーは懐かしい家庭の味がして私は大好きです。

 

12:30頃に保安検査を通過

 

2番搭乗口ということもあり、近くにある雪印パーラーでソフトクリームを購入

 

個人的に新千歳空港に来てA,Bの保安検査場を利用した際は必ず寄っているのがこの雪印パーラー、札幌テレビ塔や時計台の近くにもありますが、何故か新千歳空港に来ると食べたくなります。

 

13:20頃から搭乗、平日ということもあり乗客は少なく、予定通りの時刻に離陸

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フライトというと基本は海の上を飛んでいくイメージですが、道内航路ということもあり北海道の雄大な山々と時折見える平野を眺めながらのフライト。安定飛行に入りシートベルト着用サインが消えていたのは15分ほどで直ぐに着陸態勢に入ります。

 

 

無事女満別空港に到着、荷物も手荷物だけなのでそのままバス乗り場へ

定刻通りにバスは発車、女満別空港から網走駅方面、流氷船乗り場へと向かいます。

途中凍結した網走湖畔の脇を走行します。

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そのままバスは程なくして流氷砕氷船乗り場へと到着、カウンターでチケットを購入します。

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大人一人分で3500円

しかしこれだけのお金を払って乗る価値のある船です。この日はなんと流氷が多すぎるため港の外の遠くまで行けないということで通常1時間のクルーズが45分に短縮されていました。

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しかしとにかく一面氷氷氷、とにかく氷の中をおーろら号は大きな音を立てて氷を砕いて進んでいきます。

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おーろら号は自由席、指定席がありますが、混雑していなければ自由席で十分ですし、なによりしっかり流氷を見るなら甲板に出るのであまり席には座らないと思います。

 

甲板からはどこをみても流氷、流氷、流氷。幻想的な風景が何処までも広がっていきます。
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船内には自動販売機、売店、トイレが完備されています。
売店では網走牛を使った肉まんや流氷を使った作ったという流氷ビール、流氷サイダーが販売されていました。

 

ビールはまだ美味しさがわからないので流氷サイダーと肉まんを購入、ゆったりと席に座りながら眺める流氷もいいものですね。

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そんなことをしているとあっという間にクルーズは終了。港へと帰港します。

 

網走には網走監獄やオホーツク流氷館、北方民族博物館などもありますが、過去に来ているので今回はパスして女満別空港へ戻ります。

 

特に焦る必要は無かったのですが、16:30に網走バスターミナルからバスに乗り、女満別空港に向かいます。

 

17:00頃に女満別空港に到着。
そのまま航空券を購入し、20:10のフライトまでしばらく女満別空港で時間を潰すことに

実は私、過去に使ったことのある空港は

新千歳、仙台、成田、羽田、中部、関西、伊丹、神戸、福岡、那覇

と主要空港のみで、地方空港に来るのは初めでした。

 

待合室と空港カウンターしかないという地方空港のイメージとは違い、セブンイレブンやお土産屋さん、レストランもちゃんとありました。
とはいえ空港で2時間半ほどの待ち時間、せっかくなので食事をしていくことに。

 

レストランの選択肢はレストラン ピリカとスープカリー奥芝商店の二択、今回はレストラン ピリカにしました。

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ラーメンといくら丼のセットで2000円程、少し高めですが地方空港なら納得です。

ラーメンには梅と山葵が添えてあり、あっさりとした味わいでした。

さて、お腹も満たしたところでスマホの充電がピンチ、後3%

新千歳空港などであれば電源も簡単に見つかるのですがどうやら女満別空港の非制限エリアには電源が無料で使えるスペースはないようです。

 

1時間 700円で使えるフリースペースがあり、ここには電源やWI-FIが完備されソフトドリンクは飲み放題となっています。うーん、使うかぁと迷っていたところで一つ思いつくことが

保安検査を抜ければ流石に待合ロビーに電源あるやろ

 

そう思って保安検査を抜けようとするも、出発1時間前にならないと保安検査もしてもらえないとのこと

 

やむなくスマホを触るのをやめて本を読んで時間を潰し、1時間前に速攻で保安検査を通過

制限エリア内にはしっかりとコンセントが完備された席があるのでここで充電

 

出発15分前から改札と言うことで、制限エリア内の売店ガラナを購入して

そのまま後は新千歳空港まで約1時間のフライト

無事新千歳空港、その後札幌駅へと帰ってくることができました。

 

鉄道で5時間以上掛かる網走にこんなにゆったり日帰りできるとは、これは本格的に上川-網走間の鉄道廃止が検討され不必要があるのかなと感じました。