阿寒湖温泉に行ったら小泉進次郎環境大臣に遭遇!?(パート1)

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さて、タイトルにもある通り今回は阿寒湖温泉に行ったところ小泉進次郎環境大臣と遭遇しました。その経緯を順を追って書いていきます。

 

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そもそも阿寒湖ってどんなところって人はこちらの記事をどうぞ。阿寒湖、阿寒湖温泉、アイヌコタンについて詳しく解説しています。

阿寒湖温泉徹底解説 - mohumohurabbitのブログ

 

1.今回の旅程

6:48札幌発
特急おおぞら1号
10:58釧路着

11:45釧路発
阿寒バス 阿寒湖温泉行き
13:55阿寒湖温泉着

〜荷物を預けてアイヌコタンへ

アイヌ料理の店ポロンノ

-15:00ホテル御前水チェックイン

温泉へ

18:00〜ホテルにて夕食

19:30〜21:00カムイへの祈りカムイコオリパク


翌日

8:00朝食 寝坊して朝風呂に入り損ねる

天気も悪いのでお部屋でゆっくり過ごす。

12:00昼食へ
喫茶エルム

13:00アイヌコタンへアイヌ民族の伝統的な楽器ムックリを購入弾き方を教わる

15:00ホテルに戻り温泉

18:30夕食

20:00アイヌコタン イコロォにてアイヌ古式舞踊鑑賞

21:00 アイヌコタン イコロォにて阿寒ユーカラ ロストカムイ鑑賞

翌日

 

7:00朝風呂

8:00朝食

9:50チェックアウト

10:20阿寒湖温泉発
12:20釧路着

13:25釧路発
14:10温根内ビジターセンター

16:28温根内ビジターセンター発
17:14釧路着

18:59釧路発
おおぞら12号
22:58札幌着

以上2泊3日

 

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札幌駅から旅は始まります。

 

特急おおぞらで釧路へと向かいます。

 

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https://ja.m.wikipedia.orgより引用

 

定刻にて釧路駅に到着。釧路駅を出て左手にスーパーホテルが見えます。そのスーパーホテルの横に釧路駅前バスターミナルがあり、阿寒バスと釧路バスの窓口や乗車券の券売機があります。阿寒湖温泉まで往復切符4750円で、片道2750円に割引が適応されています。往復される方は事前に購入しておきましょう。

 

11:45釧路駅前バスターミナルを定刻通り発車、バスは普通の路線バスなので慣れない人は2時間の乗車となります。トイレ休憩等はないので事前に済ませておきましょう。また乗り心地は良いといえませんのでひたすら耐えます。

 

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途中、鶴公園と丹頂の里を経由します。鶴公園では丹頂鶴の保護が行われており、丹頂鶴を間近に見ることができます。丹頂の里には道の駅や温泉、キャンプ場が併設されており、阿寒国際鶴センター「グルス」でも鶴公園と同様に丹頂鶴が飼育されています。

 

釧路-阿寒湖温泉のバス乗車券を事前を購入していれば丹頂の里で途中下車しても料金が変わりません。阿寒湖温泉に向かう往復のどちらかで丹頂の里に寄ってみることをお勧めします。

 

14:00頃、阿寒湖バスターミナルに到着、荷物を宿に預けに行きます。

 

今回予約したのはホテル御前水さん。

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http://www.gozensui.comより引用

 

阿寒湖畔に面する大きめなホテルで二泊朝夕4色付きで11340円+入湯税(GO TOトラベルキャンペーン利用)

 

朝夕付いてこの値段なら破格と言えると思います。

 

荷物を預けてからチェックインの15:00まではアイヌコタンへ、実はまだお昼を食べていませんでした。

 

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とはいえ晩ご飯はボリュームがあるという話を聞いているので軽めにしたいと思い、アイヌ料理が食べられるポロンノさんへ向かいました。

おすすめメニューのポッチェイモとコンブシトを注文しました。

 

ポッチェイモはジャガイモのうまさとバターのコクがマッチしており、食感もかみごたえがあって見た目よりもお腹にたまります。

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コンブシトはいももちにこんぶの佃煮を乗せたようなイメージですが、昆布のおにぎりを食べているような不思議な相性の良さを感じました。

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二つで900円(共に450円)作る手間を考えれば安いと感じられるほど満足いく料理でした。

15:00頃ホテル御前水にチェックインし、その場で今夜阿寒湖で行われるイベント

「カムイへの祈り」のチケットを購入します。

 

参加人数が150人限定ということもあり、早めに取りたい、しかも明日は雨なのでできれば今日がいい

 

そんなふうに思いながらフロントの方に確認してもらったところ少しだけ枠が余っていたとのことで無事「カムイへの祈り〜カムイコオリパク〜」のチケットを購入。

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https://www.tsuruga.com/news/detail.php?id=1093より引用

 

「カムイへの祈り〜カムイコオリパク〜」は遊覧船に乗船し、アイヌ口琴ムックリの音色に触れながらマリモに見立てたメッセージ入りの光の球に願いと希望を込めて湖に流し、その後神々の通る路を示すようタイマツを片手に温泉街を行進するイベントと聞いておりこれを楽しみに今回阿寒湖にやってきました。

 

とはいえ集合時間は19:30それまでは部屋でゆっくりしたり、温泉とホテルで夕食をいただきます。

 

お部屋はレイクビューの8畳和室でした。GO TOトラベルが1番使いやすい楽天トラベルとじゃらんを使って予約していたのですが、プランはレイクビューを確約できないとありましたがレイクビューのお部屋にしてもらいました。

 

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http://www.gozensui.comより引用

 

館内は全面禁煙のためタバコの嫌な匂いもなくお部屋も広くてよかったのですがひとつだけ改善して欲しいところはwi-fiです。

 

wi-fiが無いというのは現代において結構困る人もいるのではないでしょうか?

それ以外はフロントの方も親切だったのでとても好印象です。


温泉は一回にある大浴場、チェックイン直後のため人も少なかったです。

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http://www.gozensui.comより引用

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http://www.gozensui.comより引用

 

40度と42度の内湯は広く、洗い場も20個はあるので混んできても待たされるような広さではないと思います。また熱めの44度の露天風呂もあり、十分です。

 

ただ内湯は洗い場を含めて古めな銭湯のようなシンプルなデザインで設備も老朽化が目に見えます。清掃はしっかりされていて清潔感はありましたが古さが気になる人、おしゃれな内湯がいい、という人には合わないかもしれません。逆に広くて泉質が良ければそれでいいという人には相性がいいと思います。

 

そしてお風呂から上がって部屋から阿寒湖を眺めます。

 

夕食は生ビール付きのプランを予約、アサヒスーパードライを頂きました。お刺身や釜飯、ワカサギの天ぷらにお吸い物や鍋など、結構豪華でした。

 

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そのままご飯を終えてマリモの里桟橋へ。いよいよ「カムイへの祈り〜カムイコオリパク〜」へ向かいます。19:30には着くように行ったのですが、既に多くの人が列を作って乗船待ちしていました。

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ゲートでチケットを渡すと「アイヌ文様入りマスク」や消毒用ハンドジェル、マリモに見立てた青く光る丸い玉、願い事を書く「祈り紙」の入った袋が貰えます。

 

船は20時ちょうどに真っ暗な阿寒湖へ向けて出発します。

 

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祈り紙には医療従事者さんへの感謝の気持ちや、コロナ禍の収束を願う言葉、家族の健康など何でも好きな願いを書くことができます。

 

出航まで30分ほどで時間があるのですが、いざ願いを書いてくださいと言われると意外と願いって出てこないもの。

 

今の自分ってそれなりに満ち足りてるんだなと思いつつ

 

大好きな北海道が自然豊かで幸せな大地でありますように

 

とお願いしました。

 

そしてアナウンスを聞きながら光るボールを組み立てて祈り紙を青いボールの中に入れてしっかり蓋をします。

 

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湖の中央に着いたら願い事を湖のカムイに託し、皆で一斉に青いボールを阿寒湖に投げ入れます。
しかし私はここで思いました。

 

国立公園の中にある阿寒湖にプラスチックや金属を含んだボールを投げ入れていいのかと。

気になってスタッフさんに聞いてみると投げ入れられたボールはスタッフよってすぐに回収されるそうです。それはそうですよね、よかった。

 

20時30分頃に観光汽船を下りてから雨が強くなってきました。濡れるのはやむを得ない、そう思いつつ、阿寒湖観光協会の方から「カムイへの祈り〜カムイコオリパク〜」への想いが語られました。

 

そしてまさかのサプライズ

何とアイヌ民族衣装を着た小泉進次郎環境大臣が.......

 

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確かに周りには雰囲気に合わないスーツの方々、SPの方だと思われます。

 

そして小泉環境大臣からも一言ご挨拶がありました。どうやら阿寒摩周国立公園の視察に来られていたようです。

 

そしてたいまつ行進に使う火を持ったアイヌの方が阿寒湖から船に乗って登場します。

 

そして小泉環境大臣を先頭に参加者は一人一人に配られる「厄除けタイマツ」を持って、阿寒湖温泉街へと行進を始めます。

 

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タイマツはアイヌの方が儀式を行った神聖な火を点けたもので火の儀式には「大地への感謝」の意味が込められています。

 

雨が少し強くなる中、沿道には観光客の方々が見物に来ていました。

 

ゴール地点のアイヌコタンに着いてからはアイヌの長老であるエカシによる火の儀式が行われ、最後に参加者全員でコロナウィルス収束と医療従事者の方々への感謝の気持ちを込めた祈りを捧げました。

 

実際にアイヌの儀式の一部に参加したり、夜の阿寒湖をクルージングしたりと普段の阿寒湖ではできないことができ、とても貴重な体験となりました。

 

ただ30分ほど雨に打たれたので寒くて堪りません。そのままホテルへと帰り温泉でまったりしていました。そしてそのままぐっすりと眠りに落ちました。

 

(たいまつを持っていたので写真が少なくてごめんなさい。時間があればもう一回参加しに行きます。)