十勝地方一の温泉地十勝川温泉とは

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十勝川温泉は帯広市街から車で25分ほどのところにある温泉街です。北海道遺産にも認定されている十勝川温泉は、世界的にも珍しい植物性の温泉です。
お湯に浸かると肌がスベスベになる“美人の湯”としても知られています。また近くにある十勝川ネイチャーセンターでは熱気球に乗ったり、十勝川をクルージングしたり、カヌー乗ったりとアクティビティも満載です。

 

泉質

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泉質は弱アルカリ性低張性高温泉で、モール温泉と呼ばれる泉質です。
「モール」とは英語・ドイツ語で「湿原」という意味でモール温泉は泥炭などに由来する腐植物を含むアルカリ性の温泉のことです。
数百万年前の十勝平野は大きな内湾で、周辺には湿原が存在し泥炭が堆積していました。
その泥炭が変化したものが亜炭で、平野の地下深くの亜炭を含む地層から湧き出ているのがモール温泉となっており、植物性の有機物を多く含んでいます。

 

十勝川温泉の魅力

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モール温泉は、モール浴のように直接成分を肌に塗りこむものではないため、その成分濃度はわずかですが、モール浴同様に美肌効果があると言われています。
夏には十勝川ネイチャーセンターでは熱気球に乗ったり、十勝川をクルージングしたり、カヌー乗ったりとアクティビティも充実しており冬には彩凛華という十勝川に飛来する白鳥にちなんで開催されるお祭りが開催されます。農業用保温材を使用した三角錐のモニュメントに、光を灯して並べます。
レーザーショーなど、多彩な催しもありますので、冬に訪ねるなら、この「彩凛華」の開催期間がベストです。
また帯広市内から近いため、豚丼やインデアンのカレーなど帯広の名物を堪能することもできます。

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アクセス

 

帯広市中心部から車で約20分
道東自動車道音更帯広ICから国道241号・道道73号経由し車で約25分
とかち帯広空港から車で約40分
旭川から車で約3時間
札幌市内ICから車で約3時間
帯広駅バスターミナルから約25分(十勝バス)

バス時刻表はこちら
https://www.tokachibus.jp/pdf/rosenpdf/pdf5-1_20200521.pdf

 

まとめ

今回は帯広の一大温泉街十勝川温泉をご紹介しました。一年を通して、温泉はもちろん、様々な催しや季節の食が楽しめる十勝川温泉。
ちょっとの時間でも足湯に浸かることができますし、長期の休みなら泊まってのんびり羽を伸ばすこともできます。
ぜひ近くに来た際は、十勝川温泉の貴重なモール温泉を体験してみて下さい。